ジョー・ハント、CT首位で2年間のツアーカード獲得。世界選手権出場へ
PDC のウィンモー・チャレンジツアー 2026 が閉幕し、ジョー・ハント氏が年間首位を確定させました。2 年間のツアーカードと世界選手権、グランドスラムの出場権を獲得。2 位のコールソン氏もカードと世界選手権出場権を獲得しました。
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PDC は 2026 年 9 月 27 日、Winmau Challenge Tour(ウィンモー・チャレンジツアー)の 2026 年シーズン全 24 戦が終了し、Joe Hunt(ジョー・ハント)氏が年間ランキング首位を確定させたと発表しました。
ウィンモー・チャレンジツアーは、PDC の予選会「Q スクール」でツアーカード(PDC のツアーに出場できるプロ資格)を得られなかった選手たちが競う下部サーキットです。年間上位選手には翌シーズンのツアーカードや世界選手権などのメジャー大会への出場権が授与されます。
この記事では、最終日に行われた 2 大会の結果とともに、ハント氏をはじめとする選手たちのツアーカード獲得や世界選手権出場枠の行方を整理して解説します。
ハントが今季 5 勝目で年間首位、2 年間のツアーカードとメジャー切符を掴む
ワイト島出身の 33 歳であるハント氏は、ウィガンの Robin Park Leisure Centre で開催された最終節の「Event 23」で圧巻のダーツを披露しました。週末 2 勝目となるこの優勝で今季通算 5 度目のタイトルを手にし、年間ランキングの頂点を確定させました。
ハント氏は 1 回戦からランキング 2 位の Derek Coulson(デレク・コールソン)氏と対戦し、5-0 の完封勝ち。続く試合では Nathan Rafferty(ネイサン・ラファティ)氏に対してアベレージ 109.56 というハイスタッツを記録し、5-1 で退けました。さらに Mike Warburton(マイク・ウォーバートン)氏にも 100 超アベレージで快勝すると、続く 2 試合でもわずか 2 レグしか落とさず準々決勝に進出しました。
準々決勝では Jack Aldridge(ジャック・オルドリッジ)氏とラストレグまでもつれる激戦となりましたが、この日 3 度目の 100 超アベレージをマークして 5-4 で競り勝ちました。準決勝で Harrison Leigh(ハリソン・リー)氏を 5-3、決勝では Event 5 の覇者 Jack Tweddell(ジャック・トゥエデル)氏を 5-1 で下し、ウィガンでの 2 大会連続優勝を果たしました。
年間首位に立ったハント氏には、以下の権利が与えられます。
- 2027/28 シーズンの 2 年間ツアーカード
- Mr Vegas Grand Slam of Darts(グランドスラム・オブ・ダーツ / 11 月)への初出場権
- Paddy Power World Darts Championship(世界選手権 / 12 月)への出場権
25 歳のウィリアムズが最終戦でチャレンジツアー初制覇
同日に行われた今季最終戦の「Event 24」では、25 歳の Patrik Williams(パトリック・ウィリアムズ)氏がオルドリッジ氏を決勝で 5-3 で下し、チャレンジツアー初タイトルを獲得しました。
昨年 Development Tour(デベロップメントツアー)で優勝経験を持つウィリアムズ氏は、1 回戦で Llewellyn Roberts(ルウェリン・ロバーツ)氏に 100 超アベレージの 5-0 で完封勝利。Tony Fleming(トニー・フレミング)氏、元 UK Open(UK オープン)ベスト 8 の Steve Hine(スティーブ・ハイン)氏を連続して 5-2 で下し、Matty Washbrooke(マティ・ウォシュブルック)氏を 5-0、Oliver Mitchell(オリバー・ミッチェル)氏を 5-4 で退けてベスト 8 に進出しました。
準々決勝でベルギーの Jenson Remory(ジェンソン・レモリー)氏を破ると、準決勝の Sam Jackson(サム・ジャクソン)氏戦では 1-4 の劣勢から怒涛の巻き返しを見せて 5-4 の逆転勝利を収めました。決勝ではオルドリッジ氏に 1-2 と先行されたものの、その後の 5 レグ中 4 レグを奪って 5-3 で優勝。賞金 3,000 ポンドを手にしました。
ツアーカードと世界選手権の出場権の行方
全 24 大会が終了し、来季のツアーカードと世界選手権の出場枠の配分も確定しました。
ウェールズ出身のコールソン氏は、日曜日の両大会とも初戦敗退を喫したものの、これまでの貯金を生かして年間 2 位の座を死守。2027/28 シーズンのツアーカードとともに、自身初となる世界選手権の舞台への切符を確保しました。
また、年間 3 位でフィニッシュした Tommy Morris(トミー・モリス)氏も世界選手権の出場権を獲得しました。僅差で 4 位となったドイツの Daniel Klose(ダニエル・クローゼ)氏を上回っての切符獲得です。
なお、4 位のクローゼ氏にも世界選手権出場の望みは残されています。年間首位のハント氏が今後 ProTour(プロツアー)ランキング経由で世界選手権の出場枠を獲得した場合、チャレンジツアー枠の 3 つ目が繰り下がり、クローゼ氏が出場できる規定となっています。
| 年間順位 | 選手名 | 獲得した権利・資格 |
|---|---|---|
| 1 位 | Joe Hunt(ジョー・ハント)氏 | 2027/28 ツアーカード、世界選手権、グランドスラム・オブ・ダーツ |
| 2 位 | Derek Coulson(デレク・コールソン)氏 | 2027/28 ツアーカード、世界選手権(初出場) |
| 3 位 | Tommy Morris(トミー・モリス)氏 | 世界選手権 |
| 4 位 | Daniel Klose(ダニエル・クローゼ)氏 | ハント氏がプロツアー枠で出場権を得た場合に世界選手権へ繰り上がり |
最終日(Event 23・24)の決勝トーナメント結果
| 大会 | ラウンド | 対戦カード | スコア |
|---|---|---|---|
| Event 23 | 準々決勝 | Harrison Leigh vs Kevin Burness | 5-4 |
| Event 23 | 準々決勝 | Joe Hunt vs Jack Aldridge | 5-4 |
| Event 23 | 準々決勝 | Jack Tweddell vs Adam Hunt | 5-4 |
| Event 23 | 準々決勝 | Tommy Morris vs Steve Lennon | 5-3 |
| Event 23 | 準決勝 | Joe Hunt vs Harrison Leigh | 5-3 |
| Event 23 | 準決勝 | Jack Tweddell vs Tommy Morris | 5-4 |
| Event 23 | 決勝 | Joe Hunt vs Jack Tweddell | 5-1 |
| Event 24 | 準々決勝 | Jack Aldridge vs Martin Thomas | 5-4 |
| Event 24 | 準々決勝 | Jamie Kay vs Jonathan Kavanagh | 5-4 |
| Event 24 | 準々決勝 | Patrik Williams vs Jenson Remory | 5-3 |
| Event 24 | 準々決勝 | Sam Jackson vs Aden Kirk | 5-3 |
| Event 24 | 準決勝 | Jack Aldridge vs Jamie Kay | 5-1 |
| Event 24 | 準決勝 | Patrik Williams vs Sam Jackson | 5-4 |
| Event 24 | 決勝 | Patrik Williams vs Jack Aldridge | 5-3 |
TSUDA の見方
ハント氏は年間首位を争う相手だったコールソン氏との 1 回戦を 5-0 で制し、その日のうちに 3 度の 100 超アベレージを記録しました。最終節で自ら首位を決めた勝ち方で、年間 5 勝という数字どおりの安定感だったと編集部は見ています。
一方で、2 位のコールソン氏が最終日に 2 大会続けて初戦敗退を喫しながらもカードを獲得したように、全 24 戦という長期戦をいかに安定して戦い抜くかが試される過酷なサーキットでもあります。
Q スクールでカードを逃した選手にとって、チャレンジツアーは次のチャンスです。年間上位 2 名にツアーカード、上位 3 名に世界選手権の出場権という道筋は、海外挑戦を考える国内の選手にとっても目安になりそうです。ハント氏のプロツアー成績による繰り上がりの行方も含め、年末に向けた出場枠争いに引き続き注目です。
- ジョー・ハント氏が今季 5 勝目を挙げ、チャレンジツアー年間首位でツアーカードと世界選手権・グランドスラム出場権を獲得
- デレク・コールソン氏が年間 2 位でツアーカードと世界選手権切符を確保、トミー・モリス氏が 3 位で世界選手権進出
- 最終戦の Event 24 では 25 歳のパトリック・ウィリアムズ氏がチャレンジツアー初優勝を飾った
この記事は海外の報道をもとに TSUDA が要約・翻訳したものです。原文は PDC 公式(2026年9月27日)。作り方は編集方針に。