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世界1位リトラー、初戦でウッドハウスに1-2敗退。MvGも散る——WGP

レスターで開幕したダーツのワールドグランプリ初日、世界ランク 1 位で前回王者のルーク・リトラー氏がルーク・ウッドハウス氏に 1-2 で敗れる波乱が起きました。大会 6 度優勝のマイケル・ヴァン・ガーウェン氏も敗退し、初日から大荒れの幕開けです。

目次
  1. 王者リトラー氏が逆転負け、大会史上に残る大波乱
  2. ヴァン・ガーウェン氏は 3 年連続の初戦敗退、大熱戦の初日結果
  3. TSUDA の見方

PDC の主要トーナメント「World Grand Prix(ワールドグランプリ)」が 2026 年 9 月 28 日に英レスターで開幕し、世界ランキング 1 位で前年覇者の Luke Littler(ルーク・リトラー)氏が、初戦で Luke Woodhouse(ルーク・ウッドハウス)氏にセットカウント 1-2 で敗れる波乱があったと、英 Sky Sports が報じました。

ワールドグランプリは、各レグの始めと終わりの両方でダブルを要する「ダブルイン・ダブルアウト」方式で行われる大会です。同日には大会 6 度の優勝を誇る Michael van Gerwen(マイケル・ヴァン・ガーウェン)氏も初戦で敗退し、初日から優勝候補が相次いで姿を消す波乱の幕開けとなりました。

この記事では、リトラー氏の敗戦の詳細と、初日 7 試合中 6 試合がフルセットまでもつれ込んだ熱戦の模様を解説します。

王者リトラー氏が逆転負け、大会史上に残る大波乱

初日の舞台に登場したディフェンディングチャンピオンのリトラー氏は、第 1 セットこそ先取したものの、本来の出来からは程遠い内容でした。第 1 セットも、ウッドハウス氏がダブルのチャンスを何度か逃さなければ最終レグまでもつれていた展開でした。

一方のウッドハウス氏は、第 2 セットと第 3 セットで訪れたチャンスを確実にものにしました。ミスを引きずることなく的確にセットを連取し、大会史上でも屈指の番狂わせを演じました。2 回戦では、同じ夜にケヴィン・ドエッツ氏を最終レグで下した元準優勝者のネイサン・アスピナル氏と対戦します。

ヴァン・ガーウェン氏は 3 年連続の初戦敗退、大熱戦の初日結果

波乱はリトラー氏の試合にとどまりませんでした。通算 7 度目のワールドグランプリ制覇を目指したヴァン・ガーウェン氏は、Ryan Joyce(ライアン・ジョイス)氏と対戦。第 1 セットを先取しながらも、粘るジョイス氏にセットカウント 1-2 で逆転負けを喫しました。ヴァン・ガーウェン氏にとっては、同大会で 3 年連続の 1 回戦敗退という厳しい結果となっています。

その他の試合でも接戦が相次ぎ、初日に行われた 7 試合のうち 6 試合が最終第 3 セットまでもつれ込む大混戦となりました。

  • ウェールズ勢はそろって突破:2020 年大会覇者の Gerwyn Price(ガーウィン・プライス)氏は Sebastian Bialecki(セバスティアン・ビアレツキ)氏相手に失レグわずか 1 と圧倒的な内容で快勝しました。一方、2021 年王者の Jonny Clayton(ジョニー・クレイトン)氏は Krzysztof Ratajski(クシシュトフ・ラタイスキ)氏にフルセットまで追い詰められながらも競り勝ちました。
  • マッチダーツを巡るドラマ:Cameron Menzies(キャメロン・メンジーズ)氏は Ross Smith(ロス・スミス)氏に対して 2 セット先取で勝利できる場面がありながら、トップスのチャンスを 2 本外して最終セット 0-3 で逆転を許しました。また、Kevin Doets(ケヴィン・ドエッツ)氏も Nathan Aspinall(ネイサン・アスピナル)氏を相手にブルを大きく外した 1 本を含むマッチダーツ 3 本を逃し、アスピナル氏が第 3 セット最終レグを制して逆転勝利を収めました。
  • ノッパート氏の逃げ切り:Danny Noppert(ダニー・ノッパート)氏は Niko Springer(ニコ・シュプリンガー)氏に対し、開始から 5 レグを連取する好スタートを切った後、シュプリンガー氏に 3 レグを連取されて第 2 セットを奪われたものの、最終第 3 セットを落ち着いて奪い返しました。
勝者スコア敗者試合の展開・要点
ルーク・ウッドハウス2 - 1ルーク・リトラー前年覇者で世界 1 位のリトラー氏が逆転で初戦敗退
ライアン・ジョイス2 - 1マイケル・ヴァン・ガーウェンジョイス氏が逆転勝ち、ヴァン・ガーウェン氏は 3 年連続の初戦敗退
ガーウィン・プライス2 - 0セバスティアン・ビアレツキプライス氏が 1 レグしか落とさず初日最高のパフォーマンスで圧倒
ジョニー・クレイトン2 - 1クシシュトフ・ラタイスキ元王者のクレイトン氏がフルセットの接戦を制す
ネイサン・アスピナル2 - 1ケヴィン・ドエッツドエッツ氏がマッチダーツ 3 本を逃し、アスピナル氏が最終レグで逆転
ロス・スミス2 - 1キャメロン・メンジーズメンジーズ氏がマッチダーツ 2 本を外し、スミス氏が第 3 セット 3-0 で逆転
ダニー・ノッパート2 - 1ニコ・シュプリンガー第 2 セットを落としたノッパート氏が第 3 セットを制して勝利

TSUDA の見方

ダブルから始めなければ得点が入らない「ダブルイン・ダブルアウト方式」は、世界のトッププロにとっても極めて難度の高いフォーマットです。通常の 501 であれば、初手からトリプルを捉えて一気にスコアリング勝負に持ち込めますが、ダブルインでは最初のスローでダブルに入らなければスコアは 501 のまま動きません。この独特の重圧が、リトラー氏やヴァン・ガーウェン氏のような実力者をも狂わせる一因になっていると編集部は見ています。

特に 1 回戦は 3 セット制(2 セット先取)という短期決戦です。立ち上がりにダブルインでわずかにてこずっただけで、そのままセットを失いかねない構造も、初日の大荒れにつながったのではないでしょうか。

日本の観戦者にとっても、大本命のリトラー氏とヴァン・ガーウェン氏の脱落はトーナメントの構図を大きく変える出来事です。圧巻の強さを見せたプライス氏をはじめ、接戦を潜り抜けたクレイトン氏やアスピナル氏ら実力者にチャンスが広がりそうです。どの選手がこの難関フォーマットを制するのか、2 回戦以降の攻防からも目が離せません。

今回の初日のポイントは以下の 3 点です。

  • 前年覇者で世界 1 位のルーク・リトラー氏が初戦でウッドハウス氏に 1-2 で逆転負け
  • マイケル・ヴァン・ガーウェン氏もジョイス氏に敗れ、3 年連続の 1 回戦敗退
  • 初日 7 試合中 6 試合がフルセットにもつれ込む大荒れの幕開け

この記事は海外の報道をもとに TSUDA が要約・翻訳したものです。原文は 英 Sky Sports(2026年9月28日)。作り方は編集方針に。

ダーツメディア TSUDA塾 編集部

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