ニュース — TSUDA
ニュース

リトラーが歴代2位のアベレージ114.47で8強、王者ファン・フェーンは敗退

ヨーロピアンチャンピオンシップ 2 回戦で、ルーク・リトラーが大会歴代 2 位となるアベレージ 114.47 を記録し準々決勝へ進出しました。前回王者のジャン・ファン・フェーンはルーク・ウッドハウスに敗退。最終日のベスト 8 が出揃いました。

目次
  1. リトラーが大会歴代 2 位のアベレージ 114.47 を記録
  2. 王者ファン・フェーンが敗退、ウッドハウスが 8 強入り
  3. 2 回戦の試合結果と最終日の対戦カード
  4. TSUDA の見方

PDC は 2026 年 10 月 24 日、ドイツ・ドルトムントのヴェストファーレンハレで開催中の European Championship(ヨーロピアンチャンピオンシップ)2 回戦で、Luke Littler(ルーク・リトラー)が大会歴代 2 位となるアベレージ 114.47 を記録して準々決勝進出を決めたと発表しました。

ヨーロピアンチャンピオンシップは、ドルトムントで行われている PDC の主要トーナメントの一つです。2026 年大会は優勝賞金が 15 万ポンドに引き上げられており、25 日の最終日に準々決勝から決勝までが行われます。

24 日の 2 回戦では、世界王者のリトラーが圧巻の数字を残した一方で、前年覇者の Gian van Veen(ジャン・ファン・フェーン)が敗退するなど、大きな動きがありました。

リトラーが大会歴代 2 位のアベレージ 114.47 を記録

Nathan Aspinall(ネイサン・アスピナル)と対戦した世界ランキング 1 位のリトラーは、10-5 で勝利を収めました。

リトラーは試合開始直後から 12、11、12、11 ダーツで 4 レグを連取し、序盤のアベレージは 130 を超える猛攻を見せました。アスピナルも 180 を 10 回叩き込んで 5-4 まで追い上げましたが、リトラーが中盤から再び突き放しました。

この試合でリトラーが残した 114.47 というアベレージは、大会史上において Phil Taylor(フィル・テイラー)が持つ歴代最高記録 118.14 に次ぐ歴代 2 位のスタッツとなります。

リトラーは試合後、途中でアベレージ 121 や 117 の表示を見て「このまま投げ続けよう」と自分に言い聞かせたと明かし、次のように続けました。

"I've had a long time off and past results haven't gone my way, but hopefully if I do lift the trophy, I can say I've not gone anywhere!"

日本語に訳します。

「長い休みがあり、最近の結果は思いどおりにいっていませんでしたが、トロフィーを掲げられれば、自分はどこにも行っていないと言えるはずです」

ヨーロピアンチャンピオンシップは、リトラーがまだ獲得していない唯一のプレミアタイトルです。リトラーは 25 日午後の準々決勝で、Kevin Doets(ケビン・ドーツ)に 4-0、8-6 のビハインドから 10-8 で逆転勝ちした Krzysztof Ratajski(クシシュトフ・ラタイスキ)と対戦します。

王者ファン・フェーンが敗退、ウッドハウスが 8 強入り

木曜日に 9 ダーツを達成していた Luke Woodhouse(ルーク・ウッドハウス)は、前年覇者のファン・フェーンを 10-6 で撃破しました。ウッドハウスは 114、117、129 と 3 回の 100 超えチェックアウトを決め、オランダのエースを退けました。

"When someone of Gian's quality is not at it, you've got to pounce on them and make sure you don't let them back into the game. I was very steady and I took my chances, but I have another big game tomorrow."

日本語に訳します。

「ジャンのような実力者の調子が上がらないときは、一気に攻め込んで試合に戻らせないようにしなければなりません。自分は非常に安定していてチャンスを生かせましたが、明日もまた大きな試合があります」

ファン・フェーンが姿を消したことで、残る歴代優勝者は 2022 年大会王者の Ross Smith(ロス・スミス)のみとなりました。トップシードのスミスは、Damon Heta(デイモン・ヘタ)を 10-7 で下して準々決勝へ進出しており、ウッドハウスと対戦します。

2 回戦の試合結果と最終日の対戦カード

地元ドイツの Martin Schindler(マーティン・シンドラー)は、ヴェストファーレンハレに集まった 7,000 人を超えるファンの声援を背に、Jermaine Wattimena(ジャーメイン・ワッティメナ)を 10-4 で破りました。ダブル成功率は 53% に達し、自身 3 度目となるテレビランキング大会の準々決勝進出を決めています。

そのほか、Jonny Clayton(ジョニー・クレイトン)が Josh Rock(ジョシュ・ロック)に 10-8、Gerwyn Price(ガーウィン・プライス)が Cameron Menzies(キャメロン・メンジーズ)に 10-4、Stephen Bunting(スティーブン・バンティング)が Kim Huybrechts(キム・ハイブレヒツ)に 10-3 でそれぞれ勝利しました。

24 日に行われた 2 回戦の結果は以下のとおりです。

勝者スコア敗者
ガーウィン・プライス10-4キャメロン・メンジーズ
スティーブン・バンティング10-3キム・ハイブレヒツ
ロス・スミス10-7デイモン・ヘタ
ルーク・ウッドハウス10-6ジャン・ファン・フェーン
クシシュトフ・ラタイスキ10-8ケビン・ドーツ
マーティン・シンドラー10-4ジャーメイン・ワッティメナ
ルーク・リトラー10-5ネイサン・アスピナル
ジョニー・クレイトン10-8ジョシュ・ロック

25 日午後に行われる準々決勝の組み合わせは以下のとおりです。

  • ロス・スミス vs ルーク・ウッドハウス
  • ガーウィン・プライス vs スティーブン・バンティング
  • マーティン・シンドラー vs ジョニー・クレイトン
  • クシシュトフ・ラタイスキ vs ルーク・リトラー

TSUDA の見方

ベストオブ 19 レグという長めのフォーマットでアベレージ 114.47 を叩き出したリトラーの集中力は驚異的です。立ち上がりの 4 レグを 12、11、12、11 ダーツで駆け抜け、アスピナルが 180 を 10 本打ち込んで追いすがってもまったく揺らぎませんでした。本人も最近の結果に満足していない様子でしたが、大舞台でのギアの上げ方は健在だと編集部は見ています。

リトラーにとって、ヨーロピアンチャンピオンシップは唯一獲得できていない主要タイトルです。この大会を制すればプレミア大会のタイトルがすべてそろうことになり、モチベーションは極めて高いと考えられます。

一方で、前回王者ファン・フェーンを破ったウッドハウスの勝負強さや、7,000 人の地元ファンの大声援を受けるシンドラーの好調ぶりも見逃せません。最終日は 1 日で準々決勝から決勝までを戦い抜く過酷な日程となるため、スタミナと立ち上がりの安定感が勝敗を分けることになりそうです。

  • リトラーが大会歴代 2 位の 114.47 を記録し 8 強入り
  • 前年覇者ファン・フェーンが敗退し、元王者はロス・スミスのみ
  • 25 日に優勝賞金 15 万ポンドを懸けて準々決勝から決勝までを実施

この記事は海外の報道をもとに TSUDA が要約・翻訳したものです。原文は PDC 公式(2026年10月24日)。作り方は編集方針に。