レイモンド・スミス、ANZプレミア制覇。10-2で世界選手権への復帰決める
オーストラリアで開催された ANZ プレミアリーグの決勝で、レイモンド・スミスがティム・ピュージーを 10-2 で破り優勝を飾りました。スミスは 3 万豪ドルの賞金とともに、12 月の世界選手権とグランドスラムへの出場権を獲得しています。
オーストラリアのブリスベンで開催された 2026 Dabble Darts ANZ Premier League(ANZ プレミアリーグ)の決勝戦で、Raymond Smith(レイモンド・スミス)が Tim Pusey(ティム・ピュージー)を 10-2 で下して優勝したと PDC が発表しました。
ANZ プレミアリーグはオセアニア地域のトップ選手たちが競い合うリーグ戦で、優勝者には年末年始の Paddy Power World Darts Championship(世界選手権)および英ウォルバーハンプトンで開催される Grand Slam of Darts(グランドスラム)への出場権が与えられます。
前年の決勝で惜敗していたスミスにとっては雪辱を果たす勝利となり、賞金 3 万オーストラリアドル(A$30,000)とともに世界選手権の舞台であるロンドンのアレクサンドラ・パレスへの復帰を決めました。
9 レグ連取でピュージーを圧倒
ブリスベン・エンターテインメント・センターの地元観客の前で行われた決勝戦は、スミスの猛攻が際立つ展開となりました。ピュージーが序盤に 2 回のブレークを奪って先行したものの、スミスがそこから 9 レグを連続で奪い、10-2 で勝負を決めました。スミスはこの試合で 180 を 8 回記録し、アベレージは 87.28 をマークしました。
今シーズンの ANZ プレミアリーグにおいて、スミスはキャンベラ大会とオークランド大会で優勝し、ピュージーはメルボルンとニューカッスルを制してアデレードでも決勝に進出するなど、年間を通じて好成績を残した 2 人による頂上決戦でした。ピュージーは決勝前の段階でスミスに対して直近 4 連勝を記録していましたが、大舞台の決勝ではスミスが流れを渡しませんでした。
両選手のコメント
46 歳のスミスは、2021/22 年の世界選手権でベスト 16 に進出した実績を持ちます。昨年の決勝で Simon Whitlock(サイモン・ウィットロック)に 7-10 で敗れた悔しさを晴らし、喜びを語りました。
"This is beyond my wildest dreams."
日本語に訳します。
想像をはるかに超えています。
スミスは、地元イナラのクラブや地区の代表になることが目標だったのに、今は夢にも思わなかったことをしていると振り返りました。
リーグ戦 2 位のピュージーを「一流の選手」と称えたうえで、決勝の流れをこう語りました。
"I stepped up and then the crowd came on my side and I just kicked to another level."
日本語に訳します。
ギアを上げたら観客が味方についてくれて、もう一段上のレベルに行けました。
敗れた 34 歳のピュージーも、スミスの強さを認めてエールを送りました。
"He's relentless, so if you don't rock up you lose."
日本語に訳します。
彼は容赦がないので、力を出せなければ負けます。
ピュージーは来年の再挑戦を誓い、グランドスラムと世界選手権に臨むスミスの健闘を祈りました。
決勝ナイトの試合結果
準決勝では、スミスがニュージーランドの Jonny Tata(ジョニー・タタ)と対戦しました。タタが 108 フィニッシュを含む序盤 2 回のブレークで 4-2 とリードを奪ったものの、スミスが 5 レグ連取で逆転し、8-5 で 2 年連続の決勝進出を果たしました。
もう一方の準決勝では、ピュージーが前回王者のウィットロックと対戦。ウィットロックが第 1 レグをブレークしてスタートしたものの、ピュージーがすぐに反撃して 6-2 と引き離し、追いすがるウィットロックを 8-4 で退けました。
| ラウンド | 勝者 | スコア | 敗者 |
|---|---|---|---|
| 準決勝第 1 試合 | レイモンド・スミス | 8 - 5 | ジョニー・タタ |
| 準決勝第 2 試合 | ティム・ピュージー | 8 - 4 | サイモン・ウィットロック |
| 決勝 | レイモンド・スミス | 10 - 2 | ティム・ピュージー |
オセアニア代表の顔ぶれ
スミスの優勝により、12 月 11 日から 1 月 3 日にかけてロンドンのアレクサンドラ・パレスで開催される世界選手権のオセアニア予選通過者が 4 人になりました。 Brody Klinge(ブロディ・クリンゲ)、Mal Cuming(マル・カミング)、Ben Robb(ベン・ロブ)に、スミスが加わります。
TSUDA の見方
前年の決勝で惜敗していたスミスが、地元ブリスベンの大声援を受けて雪辱を果たしました。決勝戦では相手に先行を許しながらも、落ち着いて 9 レグを連取した勝負強さが光りました。
2021/22 年に 16 強まで進んだ経験のあるスミスがグランドスラム、そしてアレクサンドラ・パレスの舞台でどこまで勝ち上がるか、編集部は注目しています。
- レイモンド・スミスがティム・ピュージーを 10-2 で破り、ANZ プレミアリーグで優勝
- 賞金 3 万豪ドルに加え、グランドスラムおよび世界選手権への出場権を獲得
- オセアニア代表としてブロディ・クリンゲ、マル・カミング、ベン・ロブとともに本戦へ出場予定
この記事は海外の報道をもとに TSUDA が要約・翻訳したものです。原文は PDC 公式(2026年10月31日)。作り方は編集方針に。