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ダーツの基本

ずっとCフラはもう嫌!ダーツのAフライトになるまでの期間や練習法を解説

ダーツの A フライトは、DARTSLIVE ならレーティング 10(01 の PPR 80、クリケットの MPR 2.90)から。公式の分布では A フライト以上は約 1 割です。基準表、ブル率、期間、練習法を解説します。

目次
  1. そもそも、ダーツのAフライトとは?
  2. ダーツのAフラ人口はどれくらい?
  3. ダーツでAフラになるまでの期間はどのくらい?
  4. 脱ずっとCフラへ。ダーツのAフラになるための練習とは?
  5. まとめ
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ダーツを始めると、まず目標になるのが「Aフライト(Aフラ)」です。ずっと C フラから抜け出せない人に向けて、A フラの基準、どれくらいの人がいるのか、なるまでの期間と練習法をまとめました。

結論

A フライトは、DARTSLIVE ならレーティング 10(01 の PPR 80、クリケットの MPR 2.90)から、PHOENIX ならレーティング 14(PPD 25.95、MPR 2.81)からです。

  • DARTSLIVE の公式データでは、A フライト以上は全体の約 1 割
  • ブル率の目安は約 40%(5 本に 2 本)
  • 期間は人それぞれ。先を目指すなら、最初の 1 年は基礎を固める
Rt 10DARTSLIVE の A フライトの入口
約 1 割A フライト以上の人の割合(DARTSLIVE)
約 40%A フライトのブル率の目安

そもそも、ダーツのAフライトとは?

ダーツの実力の段階を「〜フライト」と呼び、略して「〜フラ」と言います。大まかには、初級者が C フライト、中級者が B フライト、上級者が A フライトです。

ダーツのCフライトとは

C フライトは、ダーツを始めたばかりの段階です。DARTSLIVE ではレーティング 1〜3(01 の PPR 50 未満、クリケットの MPR 1.70 未満)が C フライトで、その上の 4〜5 が CC フライトです。公式の分布では、C フライトの人が全体の約 3 割を占めます。

ダーツのAフラの基準は、ライブとフェニで違う

フライトは、ダーツマシンが記録したスタッツ(成績)から決まる「レーティング」で分かれます。DARTSLIVE と PHOENIX では、レーティングの計算の仕方も段階の数も違います。

DARTSLIVE

18 段階。ゲームの 80% までの成績で計算する。

  • 01 は PPR(1 ラウンド 3 本の平均点)
  • 上がり方を含めない、精度の物差し
  • A フライトは Rt10〜12

PHOENIX

30 段階。ゲームの最後まで 100% の成績で計算する。

  • 01 は PPD(1 本の平均点)
  • 上がりまで含めた、総合力の物差し
  • A フライトは Rt14〜16

どちらが優れているということはありません。自分の感覚に近いほう、または両方で目指してみてください。

DARTS LIVEは80%スタッツ。何点からAフライト?

DARTSLIVE は、ゲーム全体の 80% までの成績でレーティングを計算します。701 なら、その 80% にあたる 560 点を減らすまでのラウンドの成績です。上がり目を計算に入れないので、ダーツの精度を測る物差しといえます。01 は PPR(Points Per Round、1 ラウンド 3 本の合計の平均)、クリケットは MPR(Marks Per Round、1 ラウンドの平均マーク数)で計算します。

フライトレーティング01(PPR)クリケット(MPR)
CC10.0〜0.00〜
CC240.0〜1.30〜
CC345.0〜1.50〜
CCCC450.0〜1.70〜
CCCC555.0〜1.90〜
BB660.0〜2.10〜
BB765.0〜2.30〜
BBBB870.0〜2.50〜
BBBB975.0〜2.70〜
AA1080.0〜2.90〜
AA1185.0〜3.10〜
AA1290.0〜3.30〜
AAAA1395.0〜3.50〜
AAAA14102.0〜3.75〜
AAAA15109.0〜4.00〜
SASA16116.0〜4.25〜
SASA17123.0〜4.50〜
SASA18130.0〜4.75〜

表は DARTSLIVE 公式のレーティングの説明と同じ値です。

フェニックスは100%スタッツ。何点からAフライト?

PHOENIX は、ゲームを上がるまでの 100% の成績でレーティングを計算します。最後の上がりまで含むので、精度だけでなく、詰めの強さや集中力まで含めた総合的な実力が表れます。01 は PPD(Points Per Dart、1 本あたりの平均点)で計算します。

フライトレーティング01(PPD)クリケット(MPR)
NONEN10.00〜0.00〜
CC210.65〜1.10〜
CC311.90〜1.20〜
CCCC413.15〜1.31〜
CCCC514.40〜1.46〜
CCCCCC615.65〜1.61〜
CCCCCC716.90〜1.76〜
BB818.15〜1.91〜
BB919.45〜2.06〜
BBBB1020.75〜2.21〜
BBBB1122.05〜2.36〜
BBBBBB1223.35〜2.51〜
BBBBBB1324.65〜2.66〜
AA1425.95〜2.81〜
AA1527.30〜2.96〜
AA1628.65〜3.11〜
AAAA1730.00〜3.26〜
AAAA1831.35〜3.41〜
AAAA1932.70〜3.56〜
AAAA2034.05〜3.71〜
AAAAAA2135.40〜3.86〜
AAAAAA2236.80〜4.07〜
AAAAAA2338.20〜4.28〜
AAAAAA2439.60〜4.49〜
MASTERMASTER2541.00〜4.70〜
MASTERMASTER2642.40〜4.96〜
MASTERMASTER2743.80〜5.22〜
MASTERMASTER2845.20〜5.48〜
MASTERMASTER2946.60〜5.74〜
MASTERMASTER3048.00〜6.00〜

ダーツのAフラ、ブル率ではどのくらい?

A フライト(DARTSLIVE の PPR 80)に必要なブル率を計算してみます。ブルを 50 点、ブル以外に刺さったダーツを 1〜20 の平均の 10.5 点として考えます。

ブル率3 本の平均点(PPR)A フライトまで
33%(3 本に 1 本)約 71足りない
40%(5 本に 2 本)約 79ほぼ届く
50%(2 本に 1 本)約 91A12 あたり

実際にはトリプルやダブルにも入るので、ここまで単純ではありません。それでも、A フライト=ブル率 約 40%が目安になります。

Aフラのクリケット・カウントアップはどのくらい?

クリケットの MPR 2.90 は、1 ラウンド 3 本でおよそ 3 マークです。毎ラウンド、トリプルを 1 本入れるか、シングルを 3 本そろえるくらいの精度が目安になります。

カウントアップは DARTSLIVE のレーティングの計算には入りません(公式の説明で、1 人でのプレイは反映されないとされています)。それでも実力の目安にはなります。PPR 80 で 8 ラウンド投げると、単純計算で640 点前後です。01 とカウントアップでは狙い方も緊張感も違うので、カウントアップの点数だけで A フラかどうかは決まりません。

約 3 マークA フライトのクリケットの 1 ラウンド(MPR 2.90)
640 点前後PPR 80 で 8 ラウンドのカウントアップ(単純計算)

レーティングは何ゲームで決まる?Aフラを維持するには

DARTSLIVE のレーティングは、ゼロワンとスタンダードクリケットの対戦を 10 回プレイすると出るようになり、直近 30 ゲームに比重を置いて計算されます。1 回の好調で A フラに上がることもあれば、調子を崩すとすぐに下がることもあります。

A フラを維持したいなら、たまに高い点を出すより、毎回の成績のぶれを小さくすることが大事です。疲れて精度が落ちてからも対戦を続けると、そのゲームも計算に入ります。調子の悪い日は、練習モードに切り替えるのも 1 つの方法です。

ダーツのAフラ人口はどれくらい?

DARTSLIVE は 2025 年 1 月に、2023 年 12 月〜2024 年 12 月のプレイヤーのレーティング分布を公開しています。それによると、A フライト以上(レーティング 10 以上)は全体の約 1 割です。いちばん多いのはレーティング 3 で、全体の約 2 割でした。

1234567891011〜 Rt3 がいちばん多い(約 20%)Aフライト以上約 1 割 レーティング(DARTSLIVE、2023年12月〜2024年12月)
出典:DARTSLIVE「あなたはどれくらい? レーティング分布を4年ぶりに公開!」(2025 年 1 月)。黄緑がAフライト以上
約 33%C フライト(Rt1〜3)
約 40%B フライト以上(Rt6〜)
約 10%A フライト以上(Rt10〜)
0.7%SA フライト以上(Rt16〜)

TSUDA でも 2020 年に、ダーツ歴 10 年以上の 14 人に「A フラ以上は何人に 1 人くらいいると思うか」を聞いたことがあります。「10 人に 1 人」が 7 票で最も多く、公式のデータとほぼ同じ感覚でした。同じアンケートで「練習すれば A フラになれるか」を聞くと、「なれる」と答えた人が大半でした。

アンケート「Aフラは何人に1人くらいか?」の結果。10人に1人が7票、15人に1人が5票、5人に1人とそれより少ないが各1票

ダーツでAフラになるまでの期間はどのくらい?

A フラや B フラになるまでの期間は、人によって大きく違います。どれくらい投げるか、どう練習するかで変わるので、「何か月で」と言い切ることはできません。

Aフラまでの期間は人によって大きく違う

始めてすぐに上のフライトに上がる人もいれば、何年もかけて上がる人もいます。トップ選手の経歴を見ても、早くから上手かった人と、長くアマチュアで投げてから頭角を現した人の両方がいます。上手くなるまでの期間の長さは、その先どこまで行けるかとはあまり関係がありません。

とはいえ、早く A フラになれたほうがうれしいのも確かです。大事なのは、A フラがゴールなのか、その先も目指すのかで、練習の仕方を変えることです。

Aフラを目指すなら1年はしっかり基礎を固めたい

体に負担のかかる投げ方や、毎日長時間投げないとレーティングを保てない投げ方では、A フラの先に進むのは難しくなります。

A フラより先を目指すなら、最初の 1 年ほどは、どうすれば精度が上がるのかを考えながら基礎を固めることをおすすめします。子どものころから続けるスポーツと違い、感覚だけで一気に上達することはまれです。遠回りに見えても、それが A フラへの近道になることがあります。

Bフラ・BBフラから Aフラまでの距離

公式の分布から引き算すると、B フライトと BB フライト(Rt6〜9)の人は全体の約 3 割です。B フラになった人の多くが、A フラの手前でしばらく過ごしていることになります。

DARTSLIVE の表で見ると、B6 の PPR 60 から A10 の PPR 80 までは 20 点、1 本あたり約 7 点の差です。ブル率に直すと、25% 前後から 40% 前後への伸びにあたります。数字にすると小さく見えますが、毎ラウンド 3 本のうち 1 本多くブルに入れる、というのは大きな差です。

段階DARTSLIVE の PPRブル率の目安(計算)
B660〜約 24%
BB870〜約 33%
A1080〜約 40%

ブル率の目安は、上の表と同じくブル 50 点、ほかを 10.5 点として計算した値です。

脱ずっとCフラへ。ダーツのAフラになるための練習とは?

ダーツ歴は長いのにずっと C フラ、という人も、次のポイントを確かめてみてください。

Aフラになるための3つの練習法

  1. ブルを投げ込むブルは狙いの基準になる場所です。あちこち狙ってフォームを乱すより、ブルに投げ続けて自分の癖を直し、毎回同じに投げられる形を作ります。狙い方の基本は狙い方の記事で解説しています。
  2. 1 人の選手のフォームを真似るダーツのフォームは全体のバランスで成り立っているので、一部だけ真似ても結果につながりにくいものです。持ち方・立ち方・構え・リズムまで、1 人を決めて細かく真似します。
  3. いろいろな理論に振り回されないダーツは人によって語る理論が全く違います。聞いた話を次々に試してフォームを壊す人も多いので、試すのは 1 つずつにします。

Aフラを目指す練習量と、練習の組み立て方

「毎日何時間投げれば A フラになれる」という決まった答えはありません。同じ時間でも、ただ投げるのと、目的を決めて投げるのとでは伸び方が違います。練習の組み立て方には、たとえば次の選択肢があります。

練習ねらい向いている人
カウントアップ(ブル狙い)ブル率を上げ、01 の PPR を伸ばす01 のスタッツが低い人
クリケットの 20〜15 を順にナンバーの投げ分けと MPR を伸ばすクリケットのスタッツが低い人
対戦(オンライン・店)緊張した場面で同じ投げ方をする練習では入るのに対戦で崩れる人

01 とクリケットのどちらが足りないかは、スタッツを見ると分かります。レーティングは両方から計算されるので、低いほうを重点的に練習するのが近道になりやすいでしょう。長時間投げて腕や肩が疲れると投げ方が崩れるので、疲れを感じたら区切るのも練習のうちです。

ダーツのCCフライト、BBフライトから先に壁がある?

CC フライトの壁、BB フライトの壁、A フライトの壁と、長く同じところで止まることがあります。多くの場合、壁は同じ練習の繰り返しから生まれます。

自分では変えたつもりでも、人から見るといつもと同じ、ということはよくあります。変えるなら、人から見ても違うと分かるくらい変えてみてください。止まっている原因を探すには、ヒット位置の散らばり方で原因を見分ける方法も役に立ちます。

まとめ

まとめ

  • A フライトは DARTSLIVE で Rt10(PPR 80・MPR 2.90)、PHOENIX で Rt14(PPD 25.95・MPR 2.81)から
  • DARTSLIVE の公式データでは、A フライト以上は約 1 割
  • ブル率の目安は約 40%
  • 先を目指すなら、最初の 1 年は基礎を固める。壁に当たったら、人から見ても分かるくらい変えてみる

上達の考え方は上達のコツ、投げ方の見直しはダーツの投げ方で解説しています。