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ダーツの基本

ダーツの羽の名前は「フライト」。形の種類と大きさの違い、付け方と外れるときの対策

ダーツの羽の名前はフライト。スタンダード・シェイプ・ティアドロップ・カイト・スリムなど形の種類と、面積による飛び方の違いを図で比べます。フライトの付け方、外れる・取れるときの対策、リングの種類も解説します。

目次
  1. ダーツフライト(羽根)は大きさが大切?
  2. ダーツフライト(羽根)の種類とそれぞれの名前
  3. フライトの選び方:投げ方との相性で考える
  4. ダーツフライト(羽根)の付け方は?外れる・取れるといった悩みも解決
  5. ダーツフライト(羽根)と合わせて使うリング
  6. まとめ
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結論

ダーツの羽の名前はフライトです。空気を受けてダーツの向きをまっすぐに整える部品で、形と大きさによって飛び方が変わります。

  • 面積が大きいほど、向きを整える力が強い。迷ったらスタンダードかシェイプ
  • 付けるときは、十字に開いてシャフトの切れ込みに奥まで差し込む
  • 外れやすいなら、リングで留めるか、外れにくい一体型を使う

ダーツは、先端からチップ・バレル・シャフト・フライトの 4 つの部品でできています。フライトはいちばん後ろの羽根の部分です。

ダーツの部品の名前。先端からチップ(ソフトはプラスチック)、バレル、シャフト、フライト

ダーツフライト(羽根)は大きさが大切?

フライトを選ぶときにいちばん大事なのは、大きさ(面積)です。

ダーツは、フライトがなければまっすぐ飛びません。フライトが空気を受けることで、飛んでいくダーツの向きが整えられます。面積が大きいほど、この整える力が強くなります。ただ、小さいフライトでもある程度は整うので、狙ったところに飛ばせるなら、好みで選んでかまいません。

  1. スタンダード面積が大きく、向きを整える力が強い
  2. シェイプ
  3. ティアドロップ
  4. カイト
  5. スリム
  6. ブレット面積が小さく、まっすぐ投げる人向け

フライトは素材や厚さにも違いがあります。薄いものは軽く、厚いものや成形されたものは丈夫で形が崩れにくくなります。投げたときの感覚が変わるので、いくつか試してみてください。

ダーツフライト(羽根)の種類とそれぞれの名前

スタンダードシェイプティアドロップカイトスリムブレット
フライトを平らにして横から見た形。左がシャフト側。上の段ほど面積が大きい

スタンダード型のフライト

標準的な大きさと形のフライトで、面積はフライトの中でもかなり大きい部類です。大きな空気抵抗でダーツの向きをしっかり整えてくれます。最初の 1 枚に向いています。

スモール型/シェイプ型のフライト

スタンダードより少し面積を小さくしたのが、スモールやシェイプと呼ばれるフライトです。整える力はスタンダードより少し弱くなりますが、形が似ているので、投げ比べて選ぶのがおすすめです。

ティアドロップ型のフライト

スタンダードの後ろの角を丸く削った、しずくのような形です。面積が小さくなるぶん、整える力も弱くなります。

カイト型/スーパーカイト型のフライト

凧(カイト)のような、三角形に近い形です。スーパーカイトは、さらに面積が小さくなります。

スリム型/スーパースリム型のフライト

細長い台形の形で、面積は最小クラスです。刺さったダーツどうしのフライトがぶつかりにくいので、同じ場所に集めて投げる人に好まれます。

ブレット型のフライト

スリムよりさらに細いフライトです。フライトにほとんど頼らず、まっすぐ投げる人向けです。

その他種類のフライト

このほかにも、メーカーごとにさまざまな形があります。形が同じでも、素材や表面の加工で飛び方が変わることもあります。

形の呼び名はメーカーによって少しずつ違います。同じ「シェイプ」でも、面積や角の丸みがメーカーごとに異なることがあり、名前だけで選ぶと、思っていたより小さかった、ということも起こります。買うときは、名前より形の図や寸法を見て、今使っているものと比べるのが確実です。

もう 1 つ気をつけたいのが、シャフトとの取り付け方式です。差し込むタイプと、専用のシャフトにはめ込むタイプでは互換性がありません。店で見かけた気に入った柄が、自分のシャフトに付けられない方式だった、というのはよくある失敗です。今使っているシャフトの方式を確かめてから選びましょう。

フライトの選び方:投げ方との相性で考える

形の違いが分かっても、自分にどれが合うかは投げてみないと分かりません。選ぶときの手がかりになるのが、自分のダーツがどんな軌道で飛んでいるかです。

山なりにゆっくり飛ぶダーツは、飛んでいる時間が長く、そのぶん空気を受け続けます。面積の大きいフライトは向きをしっかり整えてくれるので、山なりの軌道と組み合わせやすいと言われます。反対に、まっすぐ速く飛ぶダーツは空気の影響を受ける時間が短く、面積の小さいフライトでも向きが崩れにくくなります。

今の飛び方試しやすい形理由
山なりで、刺さると後ろが下がるスタンダード・シェイプ面積が大きく、飛んでいる間に向きを整えやすい
まっすぐ速く、刺さるとほぼ水平ティアドロップ・カイト・スリム整える力は小さくても向きが崩れにくい。集めて投げたときにぶつかりにくい
まだ決まっていないスタンダード・シェイプ向きを整える力が強く、少しのぶれを補ってくれる
  1. 今のフライトで 1 ゲーム投げるカウントアップなどで、点数とヒット位置のまとまりを見ておきます。
  2. 形を 1 つだけ替えるシャフトの長さやバレルは変えず、フライトの形だけを替えます。
  3. 数日かけて比べる替えた直後は感覚が慣れていないので、1 回で決めず、何日か投げ比べます。

よくある失敗は、入らない日にフライト、シャフト、バレルをまとめて替えてしまうことです。何が効いたのかが分からなくなります。投げ方そのものの型はダーツの投げ方で、バレルを含めた全体の選び方はバレルの選び方で紹介しています。

素材と厚さの違い

フライトは形だけでなく、素材や厚さでも投げ心地が変わります。

種類特徴向き・不向き
薄手のフライト軽く、種類や柄がいちばん多い気軽に試せる。ほかのダーツが当たると破れやすい
厚手のフライト丈夫で、折り目がつぶれにくい長く使いたい人向け。少し重くなる
成形されたフライト十字の形に作られていて、開き具合が崩れない形がそろうので飛びが安定しやすい。値段はやや高め

同じ形でも、重くなるとダーツ全体の重心が後ろに寄ります。わずかな差ですが、替えたあとに感覚が変わったと感じたら、素材の違いも疑ってみてください。

柄の入ったフライトは、同じ形でも印刷や表面の加工で手ざわりや厚さが少し違うことがあります。見た目で替えるときも、今と同じ形・同じ厚さのものを選ぶと、飛び方の違いを小さく抑えられます。気に入った柄が見つかったら、予備も含めて同じものを何セットか用意しておくと安心です。

ダーツフライト(羽根)の付け方は?外れる・取れるといった悩みも解決

2種類のフライトと取り付け方

差し込むタイプ

十字に開いたフライトを、シャフトの切れ込みに差し込む。いちばん一般的で、種類が多い。

はめ込むタイプ

フライトの根元の丸い部品に、専用のシャフトをはめ込む。付けるのが簡単で、外れにくい。

一般的な差し込むタイプの付け方は、次のとおりです。

  1. フライトを十字に開く平らな状態で売られているものは、折り目に沿って開き、4 枚の羽根が 90 度ずつになるようにします。
  2. シャフトの切れ込みに合わせるシャフトの後ろにある十字の切れ込みに、フライトの根元を合わせます。
  3. 奥まで差し込む根元がシャフトの奥に当たるまで、まっすぐ押し込みます。
  4. リングで留める外れやすければ、シャフトにリングをはめて固定します。

フライトが外れて(取れて)しまう原因と対策は?

投げたダーツが別のダーツに当たると、フライトが外れたり、奥まで入っていなかったフライトが抜けたりします。何度も抜き差しして、シャフトの切れ込みが広がっていることもあります。

  • まずは奥まで差し込めているかを確かめる
  • リングで留める(次の章)
  • シャフトの切れ込みが広がっていたら、シャフトを交換する
  • それでも外れるなら、シャフトとフライトが一体になったタイプを使う

シャフトと一体になったフライトという選択肢

フライトが何度も外れる人や、付け外しの手間を減らしたい人には、シャフトとフライトが最初から 1 つの部品になった一体型もあります。差し込む手間がなく、角度が崩れにくいのが特長です。

別々に組み合わせる

シャフトとフライトを好きに選んで組み合わせる。

  • 形・柄・長さの組み合わせが自由
  • 壊れた部品だけ替えられる
  • 外れたり角度がずれたりすることがある

一体型

シャフトとフライトが 1 つの部品。

  • 外れず、羽根の角度がそろう
  • 付け外しの手間がない
  • 羽根が傷むとシャフトごと替える。選べる形や長さは限られる

どちらが投げやすいかは人によって違います。一体型は長さや形の選択肢が少ないので、今の組み合わせに近いものがあるかを確かめてから試すと、飛びが大きく変わるのを避けられます。

フライトの替えどき

フライトは消耗品です。ほかのダーツが当たって破れたり、抜き差しで根元がつぶれたりします。形が崩れたまま投げると、向きを整える力が左右で変わり、飛びが安定しません。

状態見分け方対応
羽根が開きすぎ・閉じすぎ後ろから見て、4 枚が 90 度ずつの十字になっていない指で折り目を整える。戻らなければ交換
破れ・穴ほかのダーツのチップが刺さった跡がある交換
根元のつぶれシャフトに差してもぐらつく、すぐ抜ける交換。シャフトの切れ込みも確かめる

3 本のうち 1 本だけ替えると、新しいものと古いもので飛び方が少し変わります。まとめて買っておき、3 本そろえて替えると違いが出にくくなります。

シャフトとの組み合わせ

フライトは、シャフトと組み合わせて使う部品です。同じフライトでも、シャフトが長いと後ろ寄りで空気を受け、短いと前寄りで受けることになり、飛び方が変わります。形を替えるときはシャフトの長さを変えず、シャフトを替えるときはフライトを変えないようにすると、どちらが効いたのかが分かりやすくなります。はめ込むタイプのフライトは、同じ仕組みの専用シャフトと組み合わせる必要があります。

「C フライト」「A フライト」の「フライト」は別の意味

「C フライト」「A フライト」のように、ダーツでは実力の段階(クラス)の名前にも「フライト」という言葉が使われます。羽の部品とは別の意味です。クラスの目安は A フライトのスタッツで紹介しています。

ダーツフライト(羽根)と合わせて使うリング

フライトを留めるリングにはいくつか種類があります。下ほど固定する力が強くなります。

リング付け方特徴
シャフトリングシャフトにはめるシャフトに付属していることも多い
指輪リングフライトの根元にはめる少し大きく、飾りにもなる
シャンパンリングフライトに穴を開けて通すしっかり固定できる。穴あけが要る
シェルロックフライトに大きめの穴を開けて通すいちばん外れにくい。羽根が少し弱くなる

シャンパンリングやシェルロックの穴は、ダーツショップで開けてもらえることが多いです。

まとめ

まとめ

  • ダーツの羽の名前はフライト。向きを整える部品
  • 面積が大きいほど整える力が強い。迷ったらスタンダードかシェイプ
  • 十字に開いて、シャフトの切れ込みに奥まで差し込む
  • 外れるならリングで留める

フライトが投げるときに顔に当たるならテイクバックの記事を、おしゃれなフライトの組み合わせはおしゃれなダーツセッティングを読んでみてください。